HOME > お薬コラム一覧 > 第1回試験によく出るポイント(1) 『プラセボ効果』

『プラセボ効果』

プラセボ効果は、偽薬(ぎやく)効果とも言われ、実際の薬(実薬)ではないのに、結果的には薬理作用によらない偶発的(心理的)な効果が出てしまうことを言います。

例えば、「痛み止め薬」としては、何の効果も保障されていない薬(漢方薬)を飲んでいると、痛みがとれるばかりか、気分的にも落ち着いてしまうことがあります。
「病は気から」という文字通りの現象ですし、特に漢方薬の効き方のメカニズムは解明されていない部分が多く、症の好転をもたらします。

はじめから、そのような効果を目的として医薬品が使用されることは通常ありませんが、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあります。

★腕試し問題 NO1.
下記の文章を読んで、下線部の表現が正しいか考えてみましょう!
なお、正解は、次回のコラムにて、解説致します

  1. プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、望ましいもの(効果)だけであり、不都合なもの(副作用)はない。
  2. プラセボ効果は主観的なものがほとんどであり、客観的に測定可能な変化は含まれない。
  3. プラセボ効果は必ず期待できるものであるが、それを目的として医薬品が使用されるべきではない。
  4. アレルギー反応は、人体の免疫機構とは関係なく、引き起こされる一種のプラセボ反応である。

・・・・ヒント・・・・
これらの文章のように「プラセボ効果」を主語にした説明が正しいかどうか、の問題がほとんどですが、文章の末尾の結論として、「プラセボ効果」が問われることもあります。
お薬コラム
第1回 試験によく出るポイント (1)『プラセボ効果』
第2回 試験によく出るポイント (2)『飲み合わせ』
第3回 〈漢方特集〉生薬・漢方の原点に返る
第4回 〈漢方特集〉男の漢方‐夏の食とおすすめ漢方
第5回 〈漢方特集〉女の漢方-夏本番「気」を鎮める方向が一番
第6回 〈漢方特集〉知って得する「肝臓とカンゾウ(甘草)」
第7回 臓器の活躍に注目。「膵臓」の重要性!
第8回 グレープフルーツだけじゃない?医薬品の作用に影響を与える柑橘類とは
第9回 薬との相互作用があるシメチジン、本当は使いやすい薬?
第10回 喘息治療を受けている人はご用心!? カフェインと喘息治療薬について
第11回 長引く風邪には葛根湯より他の漢方薬を選ぶ方がいい!?
第12回 吐き気、二日酔いにも漢方薬が効く!?
第13回 漢方薬の選択は人それぞれ違う!?
第14回 めまいと漢方薬は相性がいい!?
第15回 ノロウイルスは漂白剤でやっつける?
第16回 てんぷらのお供の大根おろしは消化剤?
第17回 ニコチン置換療法だけじゃない!? 禁煙をサポートする飲み薬とは?
第18回 止まらない咳の原因は胃酸だった!?
第19回 花粉症治療薬と胃薬、関わる体内物質はどちらもヒスタミン?
第20回 目薬をさした後に苦みを感じたら要注意かも!?
第21回 飲み薬じゃなくても胃痛・胸やけはあらわれる!?
第22回 腎臓の働きと逆転の発想で生まれた糖尿病治療薬
第23回 骨を丈夫にする治療は年一回の時代へ(?)
第24回 頭痛にも漢方薬が効果あり?
第25回 薬害を引き起こしたサリドマイドの意外(?)な領域での復活
第26回 多くの人の人生を狂わす覚醒剤はもともと「エフェドリン」!?
第27回 一般用医薬品と医療用医薬品、同じ成分でも使用目的は異なる?

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